身体の使い方の基本

ゴルフスイング【肩甲骨の使い方の基本 #2】肩甲骨の動かし方、使い方

肩甲骨の使い方の基本#2

前回は、肩甲骨まわりの骨と筋肉についての解説をしました。

【肩甲骨の使い方の基本 #1】肩甲骨を意識していますか?

今回は、ゴルフスイングにおける肩甲骨の使い方の解説です。

  • 肩甲骨を動かして脱力スイング
  • トップでは、左肩甲骨の外転
  • インパクトは、左右の肩甲骨の外転
  • 肩甲骨の動きは、柔軟性が命

 

腕の動きは、肩甲骨が重要な役割をしてる

肩・腕の動きは肩甲骨から始まる

ゴルフに限らず、テニス・野球など道具を用いたスイング競技はとにかく腕の動かし方に焦点を当ててしまいます。

ヒジや手首の位置・角度に焦点が当てられがちです。

 

しかし、腕を動かす土台は肩甲骨です

肩甲骨を動かすことによって、肩関節が連動して動き、結果的に腕が動く。

肩甲骨の動きが不十分だと、肩・腕の可動域も制限されてしまいます。

 

肩甲骨の動きを身につけるには、ストレッチ・筋トレで上半身(背中・腕)の筋肉に刺激を与えることが近道になります。

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肩甲骨の内転・外転運動を使った動きを紹介

ゴルフを含めたスポーツの中で肩甲骨の動きを紹介します。

左肩甲骨の外転と右肩甲骨の内転左肩甲骨の外転、右肩甲骨の内転

 

右肩甲骨の外転と左肩甲骨の内転右肩甲骨の外転、左肩甲骨の内転

 

右肩甲骨の外転と左肩甲骨の内転右肩甲骨の外転、左肩甲骨の内転

 

左右の肩甲骨の内転左右の肩甲骨の内転

 

左肩甲骨の外転と右肩甲骨の内転左肩甲骨の外転、右肩甲骨の内転

 

パッと見では分からないかもしれませんが、背中・肩の位置に注意すると肩甲骨が動いている事が分かります。

外転運動の場合、背中が丸くなります。

内転運動の場合、背中が凹んだようになります。

 

また、肩甲骨を動かすと肩の位置が前後に動きます。

肩関節だけを動かした場合、肩の位置は動きません。

 

肩甲骨の外転と肩の位置肩甲骨を外転した場合。肩の位置が前方にスライドする。

 

肩甲骨を動かさない場合の肩の位置肩甲骨を動かさない場合。肩は動かない。

 

スイングで肩甲骨を動かすと、脱力スイングが身に付く

ゴルフスイングの場合、必ず肩甲骨を意識した上で腕を動かすようにしてください。

肩甲骨を意識すると、腕は勝手に動くように感じます。

上半身の脱力・腕に力を入れないという感覚が得られます。

肩関節を支点にして腕を動かすと、腕の可動域がかなり制限されてしまい、窮屈な打ち方になってしまいます。

 

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ゴルフスイングにおける肩甲骨の動かし方

肩甲骨の動かし方1 アドレス

アドレスでは、肩甲骨は下制の状態です。

肩甲骨の下制の動き肩全体を真下に下げる。

 

若干、外転の動きも混ざっています。

アドレスでの肩甲骨肩甲骨の下制により、肩まわりをリラックスさせる

 

肩甲骨の下制運動を取り入れことにより、上半身全体がリラックスした状態になります。

・アドレスで、力まない。

「飛ばそう」とすると、肩・肩甲骨に力が入る。

 

肩甲骨の動かし方2 バックスイングからトップ

トップの位置での肩甲骨の動き左右の外転・内転運動(トップ)

 

トップの状態では、左の肩甲骨を外転させる動きがメインです。

首の付け根を軸にして、肩のラインを回転させることになります。

同時に、首を軽く左に回すと肩甲骨がよりスムーズに動きます。

バックスイングからトップの姿勢肩甲骨を動かして、肩のラインを回転させる

 

トップでの肩甲骨の動きトップの位置では左肩甲骨の動きがMAXになる

・肩を意識しない。肩甲骨を動かして肩を回転させる。

・左ヒジは真っ直ぐ伸ばしたまま。

・軽く頭を左に回す。

 

肩甲骨の動かし方3 ダウンスイング前半

トップの姿勢トップの姿勢

 

ダウンスイング前半での肩甲骨の動き左肩甲骨はそのままで右肩甲骨の外転を始める

 

ダウンスイング前半では、肩甲骨は大きく動かしません。

左肩甲骨の外転はそのまま。

右肩甲骨は、内転から外転へ。

右肘を脇へ移動させる動きがメインになるので、ここでの肩甲骨の動きは意識しなくて大丈夫です。

・右ヒジを脇腹へ付ける動きがメイン

腕を降ろそうとしない

腕は直線的な動きをします。腕を振り降ろそうとすると、ヒジ・手首が同時に動いてしまい、ダフりの原因になる。

 

肩甲骨の動かし方4 ダウンスイング後半(インパクトゾーン)

ダウンスイング後半は、左右の肩甲骨の外転運動です。

ここでは、「右」肩甲骨をしっかり意識します。

インパクトでは左右の肩甲骨を外転させるインパクトでは左右の肩甲骨を外転させる

 

動きそのものは、非常に簡単でシンプルです。

そして、非常に重要な動きです。

しかし、ほとんどの初心者が出来ていない動きです。

 

ダウンスイング後半(左右の肩甲骨の外転運動)ダウンスイング後半(左右の肩甲骨の外転運動)

 

左右の肩甲骨の外転運動左右の肩甲骨の外転運動

 

インパクトの肩甲骨の動き(後方)両腕を前方につき出す動きになる

 

インパクトでの肩甲骨の動き(前方から)アイアンでもドライバーでも同じ動き

 

インパクトでは両腕を体の正面に突き出す動きになります。

この動きをするためには、左右の肩甲骨の外転運動が必要です。

左肩甲骨はトップの位置からフィニッシュまで外転の状態をキープします。

ダウンスイング後半で、右肩甲骨だけを外転させる意識です。

インパクトで、腕を振ろうとすると左腕が身体の外側に動いてしまい、綺麗なフィニッシュになりません。

 

・右肩甲骨の外転運動をしっかり意識する。

・左肩甲骨は、トップからフィニッシュまで外転をキープ。

・下半身の動き、側屈の動きに、外転運動のタイミングを合わせる。

 

ちなみに、インパクトの瞬間は腕が伸びる途中になります。

インパクトの瞬間の腕の位置インパクトは、だいたいこのあたり

 

インパクトの瞬間は力が入らない姿勢です。

インパクトの瞬間に力を入れようとする意識は、スイングそのものを狂わせます。

力が入る瞬間は、左右の肩甲骨を外転させて両腕が伸びたフィニッシュの瞬間です。

 

肩甲骨の動かし方5 フォロースルー

フィニッシュでの肩甲骨の動きフォロースルーでの肩甲骨の動き

 

フォロースルーの動きは、ゴルフクラブの遠心力に伴って惰性で行うことになります。

下半身を正しく動かすことができれば、しっかり振り抜けます。

フィニッシュの肩甲骨の動き肩甲骨の柔軟性があると大きく振り抜ける

 

両腕が伸びたフィニッシュの瞬間に、クラブの遠心力がMAXになります。

クラブの遠心力を支えるため、肩甲骨まわりの筋肉には大きな負荷がかかります。

左右の肩甲骨が外転していないと、フィニッシュの瞬間に掛かる負荷を受け止めることができません。

 

タイガーウッズの綺麗なフィニッシュタイガーウッズの綺麗なフォロースルー

 

正しい動きが出来ていれば、このようなフィニッシュになります。

フォローの動きは、肩甲骨を意識して動かすのではなく、クラブが自然に体に巻き付く動きになります。

 

肩甲骨の動かし方 まとめ

  • 肩甲骨を動かして脱力スイング
  • トップでは、右肩甲骨の内転と左肩甲骨の外転
  • インパクトは、左右の肩甲骨の外転
  • 肩甲骨の動きは、柔軟性が命

 

肩甲骨は、柔軟性を高めて可動域を広げたい

肩甲骨の動き自体はシンプルで簡単です。

肩甲骨の柔軟性を上げると、肩・腕の可動域も大きくなりスイングにゆとりが生まれます。

可動域が大きいと、余計な力を入れる必要がなくなるメリットもあります。

 

腕を動かす意識より、肩甲骨を動かす意識をもつこと

松山英樹のフィニッシュ綺麗なフィニッシュは肩甲骨の動きから

 

肩・腕の一連の動きは、全て肩甲骨の動きが土台になっている事を忘れないでください。

何度も言いますが、腕を意識してはいけません。

意識するのは肩甲骨です。

 

肩甲骨の動きを身につけるには、ストレッチ・筋トレで上半身(背中・腕)の筋肉に刺激を与えることが近道になります。

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POSTED COMMENT

  1. えす より:

    解剖学用語で動作を説明しているので分かりやすいです。質問なのですが、バックスイングで左肩甲骨が下方回旋とありますが、上方回旋ではないでしょうか?左腕は上がるのに下方回旋ですか?下方回旋+外転で腕を上げられるのでしょうか?

    • golf より:

      えすさま

      コメントありがとうございます。

      上方回旋と下方回旋について簡単に説明すると、以下のようになります。
      「上方回旋」=左肩甲骨の右回り(時計回り)
      「下方回旋」=左肩甲骨の左回り(反時計回り)

      下方、上方という言い回しが誤解を招くような言葉ではありますが、
      バックスイングでの左腕(左肩甲骨)は、下方回旋(反時計回り)の動きとなります。

      ポイントとしては、「腕を上げる」動作では無く、「腕を回旋させる」動作が正解です。
      現在のブログでは画像を用いて説明していて、理解が難しい部分も多数あります。
      動画を用いた解説を準備中です。

      ご質問ありがとうございました。
      今後、より分かり易いゴルフ解説を心掛けていきます。

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